2018/11/27
日本で「お墓大学」って聞いた方いらっしゃいますか?
実は日本にはお墓大学は存在しませんが、アメリカには「お墓大学」と言うものがあるそうです。
日本では長江 曜子(日本葬送文化学会前学長)さんが卒業生第1号になられるそうです。
少し詳しく書かれておりましたのでご紹介いたします。
お墓大学とは百年以上の伝統があるアメリカの墓園協会主催のACAU(全米墓園協会大学)の事らしいです。
大学では墓地と葬祭について徹底的に勉強するらしいです。
国土の狭い欧州では、既に墓地は「永代供養」から「有期限貸付」に移行していた。カトリック国とプロテスタント国では火葬率が大幅に違っていた。
カトリック→遺体保存を重視している為に土葬が多い。(イタリアやフランス)
これらの国の墓園は、墓地を含み火葬場、葬儀場が一体化した「葬祭施設」であり永続性をきたいされた福祉施設でもあったようです。
一方アメリカではビジネス型の墓地システムというものを学ばれたそうです。
将来予測こそ、破綻が許されない霊園経営の基礎である。「暗闇に歩いて行くのは愚かである」という考え方を叩き込まれるそうです。
2年目には、アカウティング・財務管理・会計学を学び霊園の持続可能な経営を優先的に考える思考にします。
人の死と埋葬を重んじ、また墓地使用者の権利を保護する事に直結します。
3年目には、ランドマネージメント(霊園設計)を学びます。
日本の霊園で良く見かける、規制クリアをする為に植物を植えるのではなく、永遠の眠りの地をどう美しく表現し提供するかが重要である。
4年目には、アメリカ型のアクティブラーニング方式によって、議論を深めながら課題解決をしていく。
霊園現地の未開発エリアをどうやって開発するか?プランを検討しプレゼンとコンペによって勝敗を決めていく。
如何ですか?ここまで読んだだけで日本の葬送と霊園に関する意識がかなり違うと思いませんか。日本にはこの分野においてこれだけ深く、詳しく、現実に即した事を勉強できる場所や環境はありません。
明日も続きを書いていきます。
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