お母さんのお葬式が出せない。

昨日、お問い合わせのあった息子様の事前相談でのお話しですが、お母様が今入院中で主治医より「そう永くないので覚悟しておいてください」と言われているので、葬儀社を探していると言う事でした。

数年前にお父様が亡くなったのですが、その時にお葬式やお墓などを揃えるのに数百万(お話では500万円前後?)くらいかかり母親の財産もほぼ使ってしまったので、今回のお葬式は僕たちがやらないといけないんですが・・・・

今、団塊の世代の方々が喪主・施主となりお葬式を執り行う年代になってきております。この年代は逃げ切った世代(今ほど世の中の状況が変わる前に退職している・年金もそれなり)と言われていますが、やはり収入格差がある世代でもありますので、生活でギリギリ精一杯と言う方にとってみれば、お葬式代金と言うのは本当に生活の基盤を揺るがしかねない出費になります。 率直にこのままだと「お母さんのお葬式が出せない」と言うご相談でした。

ですから、父親のお葬式まではそこそこのお葬式が出来たが、母親のお葬式はかなり絞らないといけないと言う方が多くなってきています。

では、今話題になっているロスジェネ世代(40歳代から50歳代前半くらい)はどうかと言うと、さらに厳しい世代になってきています。格差がさらに広がっています。大手にお勤めの方も「45歳以上早期退職」のニュースに敏感になっておられます。どういう事かと言いますと大手はAI技術やITO技術に特化した(専門家)には年収数千万円を支払うがそれ以外の職種の方はその分年収が下がります。不足分は副業で頑張って稼いでくださいと言う時代がすぐそこまで来ています。(銀行社員ですら副業がOKにる時代です)

と言う事は一部の優秀な方は新人の時から年収3000万円前後は当たり前で、それ以外の多くの方は年収100万円台になると言われています。

後者の方になった多くの方は、「お葬式、お墓、仏壇、法要」などそんな余裕はありますでしょうか?
おそらく「無い」と考えています。

家族の核化と言われ、家族葬などお葬式が小規模化してきましたが、そんな時代もそろそろ終盤を迎えてきています。
それ以降は葬儀費用も出せないと言う時代が来ています。

日本は今後もさらに問題が山積みです。葬儀社もしっかりと今後の対策を考えていく時代ですね。

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