ロボットのお葬式

最近、テレビや雑誌でよく話題になっているAI(人工頭脳)ですが、そこまで高度ではないのですが随分以前より身近なところで活躍していました。某メーカー様が販売していました「犬型のロボット」もそのひとつです。ロボットといえずっと一緒に暮らしていると愛着を通り越して愛情に変化していくようです。なんとなくわかるような気がします。

今は販売していないのですが、何とか修理してほしいと言う要望が多く、OB社員が修理専門の会社を立ち上げたところ今では修理待ちが数ヶ月~数年という大変な数量になっているとのことです。
修理を依頼されたお客様は自分の子どもの用にかわいがっているので、傷がつていればそのとおりに戻さないと新品にしてしまうと「家の子じゃない」と返品になるようです。

どうしても修理できないこともあるようですが、最後はお葬式をしてお別れするそうです。
やはり、人であれ物であれ、大切な方とのお別れにお葬式で一旦心を整理して前向きになるということが人間にとってとても大切なことなんだなとつくづく考えさせられました。