尊厳死と安楽死の違い。

当社は介護もしていますのでご高齢の方より難しい質問を受ける事もあります。その一つは身内の方もいらっしゃらない方なんですが、自分の意識が知らないうちになくなってしまい、治療回復の見込みがないが延命治療をするかどうかなった場合に「拒否」の意思をどう示せばよいかと言う事でした。

なるほど、身内の方もおらずご本人様も意識不明の場合は本当に難しい問題ですね。
このようなケースの場合は「延命治療は不要」と言う内容のリビング・ウイルを準備しておけばよいようです。
不要な延命治療は行わずに死を迎えるという考え方を尊厳死と呼んでいます。

但し、上記にかきました「リビング・ウイル」は法的な拘束力はございませんが、「尊厳死」の意思がはっきりと書面にていれば多くの医師はこれを尊重した治療を行うと考えられます。

ちなみに、苦痛から逃れる為が目的の「安楽死」は現状では、積極的に死を早める行為と言う見解が強く「違法」ととらわれるケースが多いです。 
治療が不要か有効かが、尊厳死と安楽死の分かれ目のようです。
※「高齢者のための法律相談」参照

ご相談はお気軽に
川西・池田市民葬祭 0120-594-931(ゴクヨーキューサイ)梅井まで