供養は特別な事ではなく心を形に表すだけでも大丈夫です。

骨上げ時間の少し前頃に火葬場の待合室に集合してもらうのですが、この頃になるとご親族様もだいぶリラックスされております。その時によく出る話題が「供養」と「お墓」についてです。お話の内容を少しお伺いするとご自宅には仏壇もありお墓もあるのでハード面!!は揃っているが実際にどのようにしていけばよいのかわからないと言ったお話が多いですね。

やはりここでも「供養」に対する温度差がかなり出る部分でもあります。
代々供養についてしっかりと親から教わっているご家庭もあれば、今まで教わったり気にしたこともなかったという事が普通にあります。

実際に、お墓がなくても、仏壇がなくても、供養をしなくても法的には全く問題はありませんので、手を合わせて心で拝めば大丈夫と言われればそれも問題ありません。

そこで、「お葬儀屋さんどうですかねー」聞かれればいつもこうお答えするようにしています。

びしっとこのようにしてくださいと言う事はありませんが、お正月には家族が集まりおせち料理を食べお参りに行ったり、結婚式には髪型と服装を整えたりと普段生活しているなかで、少し特別な事があったりする場合はそれなりに気持ちと外見を整えたりします。この行為は日本だけではなく全世界共通ではないでしょうか。
四十九日や一周忌もそういった意味では、心を形に表す一つの方法ですね。

最近、流行っている全国の神社周りで拝むとなんかすごく特別な気持ちになったりしますね。そんな感じでご先祖様や大切な方を供養出来ればいいですよね。

そのような事から、供養に関してもご先祖様や大切な方を思う心を形に表すと言う観点から出来る範囲でお考え頂ければよいかと思います。

昨今では、老々介護と言う問題もあり高齢者が高齢者の介護をして供養どころではないとお話もよく伺います。
その場合はその時の状況に合わせるしかないと思います。
あくまでも無理をせずに出来る範囲で心を少し形に表すと言う事です。仏壇があれば少しお掃除をしてお供え物をして手を合わせるのも良いかと思います。

手を合わせて「感謝」するという行為は日本人には特に合っているのではないでしょうか?

では、次回は供養について豆知識的な事を書いていきますね。

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