2018/06/25
お葬式でしかも喪主となると人生でそれほど多くの数を体験する方は少ないと思います。どちらか言うと今回が初めてですと言う方の方が多いです。ですので御見積もりや打ち合わせの時に「お支払について」も同時に説明いたします。
当社の場合は、基本的に現金を頂戴します。タイミングとしましては、直葬の場合は「お骨上げ」前後、告別式のある場合は「後飾り」でご自宅へ訪問した時に頂戴しております。
そこでこんな体験をした事があります。「骨上げ」前頃のタイミングで、ご親戚の方から、「私の方で支払います」と言う申し出がありましたので、そのばで現金を頂き領収証をお渡ししました。が・・・翌日 喪主様より領収証をもらっていないんですが？と言う連絡が入りました。当然既にご親戚の〇〇様からお葬式費用全額頂いていますので〇〇様よりご指示頂いた宛名を領収証へ記載してお渡ししましたと言うお話をすると、驚いた事にその喪主様は、ご自身がお葬式費用を支払ったと言われるわけですね。
当然、事実とはちがいますので、私は〇〇様からお葬式費用は頂き、その場から既に頂いている旨のお電話をお入れしましたよね？と聞き返したんですが、準備していたお金が無くなっていると言われるんですね。
では、仮に私が喪主様にどこで、請求してどこで現金を頂きましたか？と尋ね返すとはっきり覚えていない。男の人に渡した記憶しかないと言われるだけです。
実際の状況は１階の居間に後飾りをしたのですが、そのお部屋には、喪主さま以外に５名の方がいらっしゃり、その中には先にお葬式費用を頂いたご親戚に方もいらっしゃいましたので、当社が２重請求出来る状況ではない事をご説明し、再度記憶を思い出してくださいとお願いして帰りましたが、納得がいっていない表情をされておりました。
結局は、喪主様のお姉さんのご主人様が、無くしてはいけないと言う事で預かっていたと言う事がわかりました。
もちろんホットしましたと同時に、対策はどうすればよいのか？と言う思いがしました。
絶対大丈夫な対策はないかしれませんが、それだけ喪主様は混乱されている事があると言う大切な体験をしました。
一つ一つの事を心を込めてお伝えする事がとても大切だと言う事を再認識した件でもありました。
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