できるだけ手を尽くすはできるだけ苦しめる事。

タイトルを見て「どういう事?」と思われる方も多いと思いますが、こちらも中村Drのお言葉です。「介護の拷問を受けないと死なせてもらえない」とも書かれています。 当社は介護事業もしていますのでとてもショッキングなタイトルになります。

介護による拷問もあると書かれております。例えば死が近づくと食欲は落ちてくるのにカロリーの高い物を食べさせようとします。健康な方でも体調の悪い時に、脂っこいカロリーの高い物は口にしたくありません。

ゆっくりしたいのに、無理やりお風呂に入れられる。ご本人はどれだけ疲れることか。

飲み込む力が落ちているのに無理やり食べさせると当然喉に詰まり苦しくなります。それを吸い取るのに「吸引」と言う苦しみを与えられます。

心優しい介護職員程上記の苦しみを与えかねないと書かれていました。

以前、TVで観た事を思い出しましたが、施設に入居してきた元看護師の女性が施設長に「死に方を教えてあげます」と言っていた場面が目に浮かびました。その場面では、かなり女性が衰弱していた時に職員が「ちょっとでも食べないと」とスプーンを口元に何回も運ぼうとした時に、その女性か職員に向かって「それがおせっかい」というものだと言っていた言葉が重なりました。親切ではなくおせっかいと言う事です。

国は、看取り介護を重視してきています。現実には、医療・介護・家族すべての方の意識改革が必要です。

医療者は出来る事は全て行うのが使命となっていますので本当に難しい問題ですね。

自然死と言う権利について私たちも学ぶ必要があります。

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