介護業界とお葬式業界の関係が変化してきています。

お葬式の業界と言うのは、今までは積極的に動く業界ではなかったと思います。他の業界の営業のように訪問営業や、テレコールで顧客を積極的に獲得する業界ではありませんでした。せいぜい介護施設へ「何かあったら連絡ください」と言う訪問営業くらいまでの様です。

しかし、施設は入居者様に体調の変化があった場合には、まず施設と契約している主治医へ相談したいていの場合は救急車を呼びますので、病院でお亡くなりになられる事がほとんどだと言う事です。
また、施設側(職員の意識)としては、ほぼ看取りはしておりません。(サ高住で看取りしている割合18%程)

しかし最近は、国の方針も変化してきており、以前から進めていた「在宅介護」からもう一歩踏み込み「看取り」と言うものに力を入れ始めております。看取り介護については介護報酬加算もあるようですので施設側も積極的になりつつある様です。

但し、看取り介護を採用するには、現場の職員はもちろんですが、既に入居されている方やご家族等様々な方々の理解と知識が必要になってきます。
そういった流の中で、前向きに「看取り介護」を採用している施設が増えつつあります。

先日TV番組で放映されていた施設の看取り率は80%くらいで、施設の中で最期は「お別れ会」をするようです。

既存の施設のほとんどは、救急車を呼ぶだけで、他の入居者がパニックになるという事で神経質に扱っております。
よって、施設内でのお別れ会や喪服を着た人がやってくるような事はあり得ない事でした。

ところが、TV番組に出ていた施設では、入居者様はもちろん施設職員みんなで最期を送りだしていました。

これは、おそらく施設側(経営者・職員)の考えが変わる事によって入居者の意識も変わってくるものだと思います。

知り合いの施設長に、施設内のお別れ会の事を話すと最初は「とんでもない」と言う事でしたが、その番組を観てもらった後は、理解されていました。

今後は間違いなく、介護施設は看取り介護を増やしてきます。そこで我々葬儀業界の物は消極的ではなく前向きな「お別れ会」を提案する事が重要になってくると思います。

ひょっとすると、ケアマネジャーの会議に葬儀社が呼ばれる時代が来るかもしれませんね。

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