2018/08/07
医療保険のの出費を抑える為に、在宅介護が多くなってきていますが、すべての方が在宅で暮らせるわけではありませんので、高齢者施設に入居される方もたくさんいらっしゃいます。
今まで、施設では「死」の問題はタブー的な扱いがされており、入居者が体調を崩し救急車で運ばれる時は他の入居者に気づかれない様に裏口からそっと救急車へのせて病院へ向かうのが普通でした。
病院でそのままお亡くなりになられた場合は、施設へ戻る事も無く他の入居者へ知らせる事もありません。
お部屋の表札がある時、外された時点でみなさんが気づくという事です。
しかし、今後は施設でしっかりと最期を看取るところが増えてきます。これは国の方針でもあります。
一部の高齢者施設では、しっかりと看取りをしていますし、病院でお亡くなりになっても施設に戻ってきて、施設で一緒に暮らした仲間と職員とで「お別れ会」をしたり告別式もされる施設が増えてきました。
週刊誌で「高齢者施設のランクづけ」を紹介している記事を見ましたが、最近は加点項目の中に「看取り」あり・なしと言う項目が追加されています。
エンディングノートが流行っているように、自分の事をしっかりと見つめなおし最期までしっかりと生きていく覚悟が出来るようになるんだろうなと感じます。
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