2018/08/27
相続に関する問題と言のは尽きる事がありません。相続に関する書籍もたくさん販売されていますし、インターネットでも簡単ではありますが、ポイントだけ書かれていたりします。
ほとんどの方の相続の関心ポイントは、遺産（主にお金）を無駄なく多くもらうかと言う事だと思います。
その為、「相続対策」を生前よりしっかりとされている資産家もたくさんいらっしゃいます。
しかし相続は「お金に関係するもの」だけではありません。様々な「物品」も含まれます。例えば自家用車、骨董品、腕時計・バック・宝石などなど・・・たくさんあります。 ようは「遺品」です。
例えば、お父様が亡くなった時に親戚が来るのでお部屋をきれいにするのが目的で、もう着る事のない洋服などを捨てて しまった場合は、自動的に「相続を承認した事」となります。
ですから、お父様に負債（借金）があった場合は、その借金を引き継ぐことになります。
きちんと、相続するかどうか決定するまでは、たとえ価値のない遺品であっても勝手に処分してはいけません。
相続するかどうか難しいケースもあるかと思いますが、相続放棄が出来る期間は決まっています。
・自己の為の相続の開始があった事を知った時から３か月以内
しかし３か月で相続した方が良いかどうか調べが中々つかない時は「限定承認」と言うものがあります。
「財産目録」を作成して家庭裁判所に提出すれば、期間の伸長をされる可能性があります。
可能性なので100％伸長される事ではありません。家庭裁判所の裁量にかかっています。
誰かが亡くなると、もちろんお葬式も大変ですが、それ以外にもたくさん解決しないといけない事項がたくさんありますので、いざと言う時に慌てないように調べておくことも大切ですね。
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