欧米では日本に比べ病院で亡くなる方が少ない。

日本の中で、自宅で亡くなる人の割合が一番多いところが、神奈川県横須賀市22.9%で、逆に一番少ないところが鹿児島県鹿児島市の8%と言う数字になります。
私達、葬儀会社から見ても故人をお迎えに行く場所はほとんど病院になりますので納得の数値になります。

ところが、欧米やイギリスに目を向けると自宅で亡くなる人の割合が50.2%と半数を少し上回っています。
日本とはかなり状況が違う様です。欧米やイギリスの病院や介護関係サービスが極端に少ないわけではありません。

では、何処の部分に違いが大きいかと言えば「ボランティア支援」のボリュームが大きく違う様です。
専門スタッフの数の足りない地域やサービスの充実度の違う地域を補完するのにボランティアが大きく力を発揮しています。

特にイギリスには、介護や看護が必要な人を支援するチャリティー団体が無数にあります。日本のテレビ番組である〇〇時間テレビ(チャリティー番組)とは全く内容が異なります。

病院通いや買い物に付き添ってくれるようです。身体が動くうちに動かしておくと身体能力悪化が防げますね。
ボランティアといっても当然、資金が必要になりまが、彼らはリサイクルショップなどを運営し資金を作っています。

それともう一つの違いは「利用者の意思の尊重を重視」している部分です。延命措置を希望しない方は、自宅でひっそりと息をひきとっている方も珍しくないそうです。ですから寝たきりの老人が少ないと言う事でもあります。

日本でも、「看取り介護」を重視してきており、個人の意思を尊重する動きになってきていますが、そお前に家族や介護・看護スタッフの考え方も変えていく必要があります。

死が近づいている人が食欲がないのは当たり前ですが、日本の介護では「無理やり一口でも食べさそうとします」。
ご本人が苦しむだけですよね。

日本も最期はどう生きるか、個人の意思がきちんと尊重され、周りもそれが当たり前と考える日が早く来るといいですね。

ご相談はお気軽に
川西・池田市民葬祭 対応エリア:川西市・池田市・猪名川町・豊能町・能勢町・その他近隣エリア
電話:0120-594-931 フリーダイヤル・ゴクヨーキューサイ 担当:梅井まで
24時間365日対応しております。 お気軽にお電話下さい。