2018/10/18
本日のテーマは「7割以上が小規模のお葬式となっています。」と書いておりますが、実はこの数字は当社ではなく大阪市内の老舗お葬式会社の数字なんです。ちなみに当社が100％小規模のお葬式になっています。
１５年くらい前までは、葬儀代金のみの金額が一般の方でも100万円以上で現役や会社役員の方であれば300万円以上と言うのが目安だったらしいです。
当社は265,000円～のプランがありますので、四分の一になっています。葬儀会社全体を見ても100万円以下になってきているのではないでしょうか。
お葬式の平均価格が下がってきている理由としまして
・長引く不況 平均所得が下がっています。
・生活様式や文化の変化 介護が長引き経済的負担が大きくなっているご家庭の増加
・宗教心、宗教的習慣が希薄化 お寺様とのお付き合いが遠のき 檀家の数も減少している。
・親類、地域住民とのコミュニケーションも希薄化している。
上記のような理由から、シンプル、安価、小規模のお葬式が市民権を得る様になり、お葬式会社も「家族葬ホール」など小型の式場を持つところが増えてきています。
しかし、長い間お葬式には出来る限りのお金を掛けてきた文化のある日本が短期間のうちに何故低価格葬儀の市民権を得たのか？ある書籍に的を得た事が書いてありました。
それは、本音が「面倒くさい」という事ではないかと言う事です。
それほど親しくない関係だった方のお葬式には「なるべく出たくない」と言う本音があり、それは喪主になっ時にもその気持ちはわかりますので、身内だけのお葬式が急速に増加したのではないか？と言う事です。
真実は分かりませんが、実際に小規模なお葬式である「家族葬」を執り行われたご家族は、ゆっくり故人とお別れも出来て満足されていますので今後も小規模のお葬式は更に広がっていく事と思われます。
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