2018/11/17
私は社会人になってからずっと営業畑を歩いてきました。個人向け 法人向け 官公庁向けと様々な相手に向けて営業と言う仕事をやってきました。そういった営業は自社の商品やサービスをアピールするだけではなく、ライバルに勝って受注しないと意味がありません。
ライバルに勝つためにはどうすればよいのかを毎日考えました。
そこで絶対にしてはいけない事があります。
それは、ライバルに勝つために「ライバルの悪口」をいう事です。絶対にライバルの悪口を言う事は禁句です。
理由は、ライバル店と既にお付き合いがあったり、候補に挙げているお客様を侮辱する事になるからです。
それから私は、絶対にライバル会社を褒める様にしています。
褒めちぎった後に、自分のサービスが更に良いと言う事を説明しています。（営業の世界では常識です）
例えば、A社様の商品は最高です。選ばれて正解でしたね。でも今回の当社製品はもっとよくなっています・・・・
となります。
しかし、お葬式業界に来て驚いたのが、いまだに平気で他社の悪口を言ったりする業者がいると言う事です。
新参者の業者が目立った事をすると周りの業者で「潰しにかかる」と聞きました。
恐ろしいのが半分、悲しいのが半分と言ったところです。
ナゼそんな業界なのか業界に詳しい方に伺った所、特に中小規模の葬儀会社でそのような傾向が強く、昔は簡単に仕事が受注出来て儲けも大きかった業界らしいです。
ところが、ある時期から参入業者も増え、葬儀ビジネスと変革する中で、従来通りのやり方ではお葬式を受注できなくなってきている事から他社を「けり落とす」ようになったと伺いました。
何とも遅れた業界だなと感じました。
「けり落とす」のではなく「選んでいただく」技術を持たなくてはいけません。
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