2018/12/21
お葬式のボリュームが全体的に小さくなってきて、家族葬が増えてきている事はみなさんご存じだと思います。
最近では、家族葬よりもシンプルな直葬（告別式を執り行わない）を選択される方も多くなってきています。書籍でも「お葬式はいらない」といったものが販売を伸ばしています。最初は「直葬はちょっとねー」という方が多かったのですが、日本人の性格上切り替えが早く（新しい物好き）周りに直葬が増えるとぐんと増加する傾向にあります。
しかし、ここ最近少し傾向が変わってきていているのですが直葬を選択された方で「湯灌」される方が増えてきました。
単にお葬式費用を安く抑える為に「直葬」を選択されるのではなく、参列者数が少ないのでシンプルに「直葬」を選択される方はお別れはゆっくりとしたいと言う希望はありますので、「湯灌」をして安らかに旅立たせようと考えておられるようです。
ここで少し湯灌について説明いたします。
湯灌とは亡くなった方を洗い清める昔からの儀式で、痛みや悩みを流してくれるものと考えられていました。
今では訪問入浴（介護サービス）の要領で行っています。時間は１時間３０分くらいですね。
湯灌の流れ
①訪問～準備
特殊車両で伺います。湯灌用の浴槽を室内に運びこみます。
②お清め～湯灌の儀式
ご家族様に交替で、故人様にお清めの逆さ水を掛けさせて頂きます。
③洗顔・洗髪・顔そり・全身洗い
スタッフが基本的には洗顔・洗髪・顔そり・全身洗いをしますが、ご要望により一緒にお背中を流す事も出来ます。
④お着替え
着付け・死後処理をします。 ご希望の洋服やお気にいりだった着物の着付けも出来ます。
このようにご家族の皆様も参加する事ができますので、思い出にしっかりと残るお葬式になります。
是非ご検討されてみてはいかがでしょうか。
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