お墓も低価格傾向なのか?

お墓に関しても、お葬式同様に費用をかけられないという風向きであるようです。
少子高齢化の波は当然、墓守にも影響しており「継承者がいない」や「何百万円も出せない」ということから遺骨をお墓に入れると言う習慣が変化してきています。

そもそも墓石はなぜこんなに高いのか?ということです。墓石に関しては、一般人は知識がない上に費用に関して不透明な部分が多いですね。それでもお葬式同様にインターネットの影響で相場が下がったとは言えまだまだ高価ですね。
高価な理由は、墓石の価格の半分近くが石材店の利益だからそうです。
そう言えば、石材店の社長の家豪邸だったな!?と思いだしました。

では高くてもお墓が絶対に必要なのかと言えばそんな事はありません。他にも選択権がありますので検討してください。

1.檀家になっている方
 寺院墓地ー面倒をよく見てくれるが、寄付金など維持する費用が高いと言われております。

2.維持費の事も含んで費用をかける事が出来ない
 自治体が運営していますので、維持管理費用が急に上がったり倒産する可能性は低い。抽選のためすぐにお墓を建てる事
 はできません。

3.こだわりのお墓を建てたい
 宗派・不問で、土地の広さや墓石のデザインや大きさなど比較的自由度が大きい。維持は高めですね。

4.お墓の承継者がいない
 永代供養・納骨堂・散骨や樹木葬など
 このタイプが増えているそうで、既にお墓のある方も「墓じまい」をされ遺骨を移されているようです。

どのタイプが良いか、家族で話し合い必ず「数社の見積もり」をとって検討してくださいね。
墓石業者も残念ながら、安い石材を高く売りつけてくる事があるようです。

高級時計のロレックスが本物かどうか素人には見分けるのは困難ですが、おそらく石材は人工的に加工されるともっと見分けがつかないと思います。
これを防ぐにはやはり、石材の写真資料を集め、実際に石材店数社に足を運び見積もりを取り「産地証明書」等があれば確認さしてもらうのもよいでしょう。

お葬式と同じでお墓もランクがありますので、営業に乗せられないようにしっかりと知識を蓄え、3社以上の説明と見積もりを取り比較検討しましょう。

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