2019/03/21
2回にあたってお葬式が終わってからの手続き関係についてまとめましたが、今回は「相続」について簡単にまとめていきたいと思います。
そもそも相続ってどんなものが含まれるのか？ですが下記のものが含まれます。
①現金・預金 ②株式などの有価証券 ③宝石・貴金属 ④土地・家屋 ⑤家財・家具 ⑥営業権 ⑦借地権 ⑧特許権
などがあげられます。お金に変わりそうな経済価値のあるものはすべて「相続」に関係するという事ですね。
しかし、相続はプラスの面だけではなく、債務（簡単に言うと借金）も相続になります。もちろんこの債務や葬式費用は
相続金額から差し引く事が出来ます。が・・・相続金額より債務額の方が多い場合は相続した方が債務を引き継ぐことになります。
自分が相続できる金額が 1000万円あるので喜んで相続を決めたが、債務が2000万円あると、2000万円から相続した金額の1000万円を返済しても残りが1000万円あります。 この1000万円を相続した者で払わなければいけません。
このような場合は「相続放棄」すれば問題ありません。
ここで気を付けなければいけないポイントは、相続にしても相続放棄にしても一旦決定すると「変更する事が出来ない」と言うことです。
たとえば、先の例のように1000万円相続できると思い慌てて「相続手続き」した後に債務（借金）が見つかった時には
「相続するのやっぱりやめます」とはできないという事です。
その逆も言えます。相続放棄した後に莫大な遺産が見つかった場合に「やっぱり相続します」と言う事はできません。
慎重に事を進める必要がありますのでお気を付けてください。
あと相続のアドバイスを受ける各専門家をご紹介します。
①弁護士 遺言・相続を含めた総合的な専門家
②税理士 特に税金に関する相談
③司法書士 法律に関しての書類作成や提出の代理人
④公証人 遺言書の作成や公正証書の作成
⑤土地家屋調査士 不動産登記や必要な調査や申請審査手続き
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