お墓をどうしようか? 1回目

「お墓をどうしようか?」と言うのは2つあります。

一つ目は お墓を新規で建てようかどうしようか?
二つ目は お墓は既にあるが後継者の問題もあり墓じまいをしようかどうしようか?

 と言うお悩みの方のお話をよく伺います。

今回は新規でお墓を建てようかどうしようか迷っておられる方へは、選択肢がたくさんあるので慌てないで、インターネットで調べたり、資料を取り寄せたり、現地へ見学へ行かれたりして絞っていくしかありません。

しかしほとんどの方は、自分達がお墓参りするのに便利で近い場所を中心に探されると思いますが、それはあまり考えなくてよいというお話を伺った事があります。

  その理由は・・・・

・自分達がお墓参りできる期間(元気な期間)はおそらく数十年しかない
・子供の代になった時に子供達はどこに住んでいるかわからない?
・墓地を運営している業者がいつまで存続できるか?(既に経営不振に苦しんでいる霊園も多い)

等々を伺った事があります。ようはお墓と言うのは短期間で考えるのではなくて、長期間(数百年)で考えた方よいとの事でした。

では、どこへ依頼すればよいのか?と言う事ですが、上記の問題をある程度クリアしているのが、各宗派(お寺)の総本山になります。

総本山は、各本山を取りまとめている寺院(頂点)にたつ寺院ですから、民間霊園のように簡単には倒産しません。
総本山でなくても本山であってもかなり運営は安定しています。

昨今では、宗派関係なしに「永代供養」なども低価格で整備されていますので、チラシでよく見る〇〇霊園ばかりでなく総本山・本山の寺院も是非参考に入れてみて下さい。

あともう一つは、各市町村の運営する霊園ですね。各自治体が運営していますのでこちらも倒産?の確立は低いと思います。維持管理費用も比較的安価だと思います。しかしデメリットがあります。それは募集時期にしか申し込めないところが多いという事です。既に募集を締め切っている自治体もあります。ですので思った時期にお墓を建てる事が出来ないという事もあり得ます。

まずは情報収集ですよね。

次回は既にお墓を持っておられる方のお悩みについてです。

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