2019/05/09
新規（事前相談なしの方など）でお葬式のご依頼を受けた時はまず「ご希望のプランはございますか？」とご希望をお伺いいたしますと、ほとんどの方より人数が少ないので直葬で・・・というお話になる事が多いです。
その時に必ずと言ってよいほどお伺いされるのが、うちは５人くらいだが、他の方は何人くらい来られるのか？という事をよく聞かれます。
当社の場合は「１０名以下が多いです。」と回答しております。
この参列者の平均数というのは、おそらくですが各お葬式会社によって違うと思います。
本来、お葬式プランは参列者数で選択するのではありません。
告別式を省かれる方は、「直葬」、身内や関係の深かった方のみ参列の「家族葬」、通夜式を省く「1日葬」、参列者を限定しない「一般葬」と参列者数ではなく、ご希望の葬儀内容に近いプランを選択するわけですね。
例えば、参列者数3名でも「家族葬」で全く問題ありません。
しかし、何故皆さんが参列者数で葬儀プランを選ぶようになったのか？疑問に思い当社でお葬式をご依頼いただいたご葬家の皆様に何故このプランを選択されたのか確認するようになりました。
すると、おもしろい事に「直葬」を選択されたご葬家の半分くらいの方から同じような回答を得る事ができました。
その回答内容は、参列者が少ない（10名以下）時に「家族葬」を選択した時に立派な祭壇と立派な式場を準備していただいたが、参列者数が数名だったので式場の中がスカスカでおかしかった。という事を実際に経験されたり、お知り合いから聞かれて今回は直葬にしようと考えたという事でした。
これは、年々お葬式が小規模になってきているが、既設の式場は急に小さく出来ない事による式場規模と参列者数のミスマッチであると思います。昨今では中小規模の「家族葬ホール」が増えてきています。この家族葬ホールですら50名くらいの人数を収容できる広さで設計している式場が多いので、５名以下だと寂しい感じになるのだと思います。
そんな時にこそ「市営斎場」をご選択いただければと思います。
各市営斎場の収容人数の目安（経験上）は、川西市で10名前後 池田市で15名前後（多人数用の建物もあります） 猪名川町10名前後（50名くらい収容できるホールあり）など比較的小さなお部屋が準備されております。
ですから、2～3名だからという理由で直葬ではなく、思い切って家族葬を選択されてみては如何でしょうか？
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