2019/05/31
「葬儀社を決めるまでにかかった時間は？」のデーターがありました。
※鎌倉新書「第2回お葬式に関する全国調査」（2015年12月）
1.生前から決めていた。 24.1%
2.没後2時間未満 29.2%
3.2～4時間未満 17.6%
4.4～12時間未満 20.5%
5.12～24時間未満 3.2%
6.24時間以上 2.2%
7.葬儀社には依頼しない2.2%
95％の方が24時間以内に葬儀社を決めていという調査結果になりましたね。実際に当社でも葬儀のご依頼をいただくほとんどは「先ほど亡くなりました。」と言うご連絡が多く調査結果と同じような比率で決めていただいているようです。
少しでも早くお葬式をしてあげたいという気持ちになりますので、このような数値結果になるのだろうと思います。
では、本当はどれくらいのうちに葬儀社を決めればよいのかと言いますと決まりはありません。
現実には、病院でお亡くなりになられる方が日本では多いのですが、病院の場合は亡くなると「数時間以内」に故人様を出さなくてはいけませんのでおのずと数時間以内に葬儀社を決めて（決まっている）お迎えに来てもらうパターンが多いですね。 またご自宅でお亡くなりになられた場合であれば急ぐ必要はありませんが、時期によって（特に夏場）はご遺体が傷む場合がございますのでやはり早めに葬儀社を決めて「遺体保全」をする事になります。
実際にはほとんどの方が死後12時間以内に葬儀社を決めて故人様の状態をよい状態で保全されております。
故人様を良い状態で保つには、やはり少しでも早く冷やす事が必要になります。ご親族様の中には夏場でもお部屋の温度を下げておけばよいのではないかと言われる方もいらっしゃいますが、夏期など気温の高い季節は特にお部屋の温度を下げているだけでは間に合いません。
体の内側（内臓）を冷やさないと表面だけ冷やしても内側には熱（体温）がこもっていますので腐食を早めてしまいます。
よって葬儀社は、ドライアイスや専用の器具で素早く体温を下げて良い状態を保つようにします。
およそこのような理由から、皆様が死後数時間以内に葬儀社を決めてご依頼されているのは「理にかなっている」と言う事ですね。
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