自分事になると慌ててしまう。

私の友人A君のお話ですが、普段より葬式の話題について話していますので当然お葬式全般について詳しくなっていたようでA君は周りの方からもお葬式について詳しい人だと認識されており実際相談もされていたようです。

お葬式について聞く方も葬儀会社へ聞くよりも、業者ではない方から聞く方が聞きやすいようですね。

しかし、人というのは他人の事は冷静に判断できるものですが、自分の事となるとさっぱり分からないという事が多いのではないでしょうか?

結構お葬式のアドバイスをしていたA君ですが、先日ご身内の方が急に亡くなった時は、頭の中が真っ白になり一瞬どうしてよいかわからなくなったと後で伺いました。

それは、本当にお葬式について全く知らないのであれば葬儀会社へ連絡して「お葬式の事全くわからないのでお願いします」と伝えれば葬儀会社は出来るだけの事をします。

でもA君は、どこかで「自分はお葬式について詳しい」という自負があった為、すぐに葬儀屋相談することをためらってしまい判断がつかなくなったようでした。

これによく似た経験が私にもありましたのでよくわかります。

現代はインターネットなどによってさまざまな情報を手軽に入手する事が出来ます。 お葬式についてもほとんどの葬儀会社がホームページを持っていますので基本情報を掲載しております。

しかしホームページというものは、基本情報やアピールの場でもありますのですべての情報を掲載しているわけではありません。
また、お葬式というものはご葬家様の要望に応じてアレンジしたりしますので担当者との息が合わないと理想と違ったお葬式になってしまいます。

知識というものは大切なものですが、お葬式に関しては急であったり気が動転してしまう事がありますのでできれば、事が起こった際には「依頼」出来るお葬式会社を見つけておく方が安心できると思います。

お葬式は結婚式と違い、打合せ時間が圧倒的に短いものですから後になって「ああすればよかった」という後悔だけは避けたいものですよね。

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