仏教団体による講座のご案内。

厚めの封筒が投函されていましたので、ドコからかな?と見てみると「ある仏教団体」からの物でした。

内容は「直葬」を減らしてきちんとお葬式をしましょうと言う案内で、その仏教団体の講習を受講するとその仏教団体より
「公認」のようなものをもらえるので、付加価値をつける事が出来ますよと言う案内でした。

おそらくですが、直葬など簡易的なお葬式が増加してきていますが、簡易的なお葬式には僧侶は呼ばれません。
また、お葬式の低価格化によって僧侶もインターネットで低価格派遣される時代になってきており、葬儀終了後の法事もされないご家庭も増えてきております。

そんな事によりお寺の収入が激減している事は容易に予想できます。

しかし私はそんな事で、直葬が減ってお葬式にかける費用予算を上げる事はないと思っています。

一般的に、冠婚葬祭と言うものは、景気が良いと(バブル時期など)派手になり、景気が悪くなるとこじんまりするものです。生活費用ではないので余力金が減ると財布の紐をきつく絞ります。

そう考えると今後はどうなっていくでしょう? 令和にはいってから厳しい話題が多いですよね。例えば

1.45歳以上に対しての早期退職問題(リストラ)

2.終身雇用の崩壊

3.年金2000万円不足問題

4.働き方改革によ残業時間短縮による残業手当の激減

5.年収200万円以下の非正規社員の増加

6.中高年者の引きこもりにより、将来生活保護者が激増する問題

7.子供の貧困化(夏休みなどで給食が食べれないと激やせしている)

等々令和に入ってからたくさんの問題がでてきました。格差社会が広がっていますので高所得者も同時に増加していますが割合(人口)は低所得者側がどんどん増加しているのが現状です。

この状況で、お葬式費用予算を上げる事が出来るでしょうか? 私はますます「直葬」や低価格なお葬式が増加していくと
考えています。

「心のこもったお葬式をするのは当たり前。」工夫すればお金をかけなくてすみます。
付加価値をつけてお葬式費用を上げる事よりも、低価格でも利益をとれるような工夫が企業側に求められてくると思います。

次回は、「直葬」の注意点について

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