悪徳な石材業者にご注意!

昨日、墓石クリーニングの件でいつもお世話になっております僧侶に相談にいっていました。
墓石のクリーニング事業は知り合いが始めた事業なのですが、実は私も10年以上前に検討した事がありましたので少し気になり情報を渡す事になっています。

僧侶に「石材店」の状況は最近どんな感じですか?と尋ねると予想していた通りで新しくお墓を建てる方が激減しているようです。どちらかと言うとお墓を新しく建てるよりも、墓じまいの為に既存のお墓を撤去する仕事の方が多いのではないかなと言っておられました。

では、石材店はどうやって収益を上げているのかと伺いますと昔と大きく変わったという事です。 
例えば、①お墓の撤去 ②合同墓地(共同墓)の設置工事 ③既存のお墓の移動 など

新しいお墓の注文は減り、代わりに永代供養などによる共同墓の設置が増加しているようです。お墓のの移動と言うのは遠い田舎にあるお墓を子供達の住んでいる近くに移動させると言う事です。

いずれにしても、合同墓は大き目な物が多いので設置費用は大きな金額になりますが、そのお墓を多数の方がご利用しますので全体的には売上規模は縮小しています。

このような状況なので思わしくない事をする石材業者がいると言う事です。こちらも少し例を挙げておきます。

①無料設置
 石材店がお寺などに「無料で共同墓」を設置しますと営業し、承諾を得られたところから実際に無料で合同墓を建設し
 営業(チラシ配布)されるそうです。すると今の時代あっと言う間にいっぱいになり大きな利益が出ます。
 そしてお骨がいっぱいになると、お墓をお寺に任せて次のお寺に行かれるそうです。
 お寺は、永代供養なので継続的な収入はないが、メンテナンスはしないといけなくなるそうです。

②石之の版をふさぐ。
 お墓には遺骨を収納する地下室のようなものがあります。遺骨を入れる扉の事を「石之の版」と呼び墓石の下部あたりの
 「家紋」などが入っている石の蓋(扉)がありますが、普通は動くようになっているんですね。
 昔は骨壺も木製で出来ており、風化によって骨壺ごと土に還ると言う構造になっていますので、石之の版の隙間から雨風
 が侵入するのは当たり前なんですね。
 これを悪徳業者は「雨風が入ると遺骨が傷むので塞いだ方が良い」とコンクリートなどで塞いでしまうそうです。
 そうすると、自分達で開ける事が出来なくなるので、結局その業者を呼ぶ事になり余計な出費が発生してしまうと言う
 事です。

 気を付けないといけませんね。  
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