雑誌の記事を鵜呑みにしてはいけない理由

職業柄、お葬式に関する記事はもちろん「死後」に関する情報は自然と取り入れるようになっていますが、雑誌などに特集でお葬式についての事が特集される機会が多くなってきていますが、中には現実離れした記事が出ている事も少なくありません。
もちろん、一般の方が読まれると「そうなんだ」と納得されてしまうような書き方になっていますので注意が必要です。

例えば、「家族葬は安くつくはウソ」という記事でした。その内容というのは家族葬や直葬は香典収入がないので一般葬と比べ実質は高くつくという内容でした。

例としまして
1.家族葬  支出70万円
2.直葬   支出30万円~50万円

3.一般曹  支出130万円~160万円  香典収入120万円 差引額 10万円~40万円 なので実質は一般葬が支出が少ないという記事
      内容になっていました。

確かに、現実をあまり知らない方がこの記事を読むとなるほどとなるでしょうが私は現実とかなり違いがあると感じました。
私がこの記事を読んで感じた事をいくつか挙げていきます。

1.香典収入 120万円を全て収入とはできません。 半分を香典返しに使いますので実際の香典収入はこの場合60万円となります。
 ですのでこの場合の一般曹の差額は実質70万円から110万円になります。 (一番高くつく)

2.香典を受け取る事が少なくなってきている。(特に関西は受け取らない)

3.そもそも、参列者数が少ない事もあり家族葬や直葬を選択されるので、香典収入目当てに一般葬にされる方はいない。

4.昨今は家族葬や直葬(小規模)が多くなってきていますので、各葬儀社もそれに合わせてコストがかからないように努力していますので家族葬も直葬も低価格になってきていますので、この記事のような事は実際は考えにくいですね。

このように、一般の方が読むと一見納得してしまう記事も多いので、やはり事前相談でお葬式の現実を感じられた方がよいですね。
毎回ですが、少なくても3か所くらいのお葬式会社へ相談されると様々な知識もついてきますので是非出向いてください。

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