2019/08/05
ドクターが死亡診断書を書いた(死亡時刻)時点から、法律上では人ではなく「物」として扱われます。
あくまでも法律上の事ですので、手荒く扱ったりすることはございません。
病院は、生きている人を手当する施設なので「死亡」すると数時間後には病院から出なければいけません。
実は、介護施設も似ているところがあります。そもそも介護施設は生きている人を介護しながら生活したり、リハビリする場所ですし、介護職はいかに高齢者の尊厳を保ちながら、その方達の希望に近いかたちで生活のお手伝いをするかと言う事に対しての教育は受けていますが「死」と言う事に対しての教育は受けていないのであまり関わりたくないと言うのが本音のようです。
多くの「特別養護老人ホーム」などの入居者が体調不良になると救急車を呼びますが、他の入居者に気づかれないように裏口からそっと出ていきます。その後体調回復せずに病院で亡くなると、いつの間にかお部屋の表札がなくなっていると言う寂しい状況になっています。
知り合いの、施設長にこの事を聞くと「救急車が来ただけで入居者が騒ぎ出す」のでわからないように外に出していると言っていました。
国が推進している「看取り介護」までの道のりは遠いようです。
しかし、既に看取り介護を実践している施設もあります。その施設は、入居時から「延命するか・しないか」など入居者本人はもちろん家族と定期的に面談を行い入居者も職員も「死」というものをしっかりと受け止めるようにしていると伺いました。
ですから、その施設では病院で亡くなった後に故人様を施設に一旦お帰りいただき施設の入居者・職員・親族もそろってお別れ会をする事になっているようです。
豪勢なお葬式よりも、高齢になってから施設などで親しくなった友人から見送られる方が幸せなのではないでしょうか。
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