霊柩車や寝台車について

私は葬儀社を運営していますので、街を車で走っていると無意識に寝台車や霊柩車を見つけてしまいます。
狭い路地に止まっていても、見える範囲であれば見つけてしまいます。

ちなみに「寝台車」は故人様を病院からご自宅やご安置施設へお運びする専用車両です。外見は特に目立つ特徴はない車両が多いです。いたって普通のミニバンだったりします。
内装は少し改装してあり、ストレッチャーをスムーズに載せる事の出来るレールなどが装備されていたり、ドライアイスなどの備品BOXも装備されています。
最近は、ハイブリット車両を採用されている事もあり、深夜住宅地に故人様をお運びする時などは無音(モーター走行)で走る事が出来ますのでご近所様にご迷惑をかけないで済みますね。

霊柩車に関しまては、寝台車より見つけやすいと思います。車両の色は黒が多いですが中には白色車両もあり、リムジンのように車両を加工してロングにしたり、内装は大変豪華(近代的なデザイン)な車両も多いですよね。
但し、昔のよく見かけた宮型寝台車(彫刻や彫金が施された芸術的な車両)はほぼ見かけなくなっており、洋型霊柩車がほとんどになっています。

宮型の霊球車を見かけなくなったのは、「クレーム」ですね。火葬場の近くにお住まいになられている方は毎日この目立つ霊柩車を見てしまう(死を意識する)わけですね。
ですので、自治体が火葬場近く(搬送ルートのお住まいの方)にお住まいの方に配慮して、宮型の霊柩車の乗り入れを規制し始めていますので、最近は殆ど宮型霊柩車を見なくなってきています。

一部の地域では、まだ「宮型じゃないと」と言うところもありますが、ほとんどの地域では、車両の入れ替えタイミングで洋型霊柩車にしたり、宮型から洋型へ改装しているようです。

しかし、後進国が少しづつ裕福になってくると、冠婚葬祭にお金を書けるようになり後進国の富裕層はこぞって日本の宮型霊柩車を使用するのがトレンドになっており、日本で使用されなくなった宮型の霊柩車が外国へ輸出されているようです。

海外の方々が日本製の宮型霊柩車を見ると、彫刻や彫金のすごさに驚かれるそうです。少し誇らしいですよね。
廃車にならないで、海外ではまだまだ活躍しています。

当社は、霊柩車など特殊車両を運行している会社と提携しておりますので、霊柩車も国産、外車、洋型、宮形と様々な車両を選ぶ事が出来ます。

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