奥様に先立たれお一人になった時の準備

男性は女性と比較して平均寿命が短いのでほとんどの場合は、ご主人が先に亡くなります。
今まで施工してきたお葬式も割合はご主人のお葬式で、残された奥様が喪主になられる事が多いです。

しかし、割合は少なくても一定数はご主人様が奥様を送るケースもあります。子供さんがおられない場合や遠くに住んでおられる場合はお葬式が終ったあとはぽつんと「お一人」になってしまいます。

お葬式の前後は、子供や親戚が集まりバタバタと忙しい時間を過ごしますが、お葬式が終わったとたん急に静かになります。

奥様がいらっしゃったときは、そこでお茶の一杯でも入れてくれていたかもしれませんが入れてくれる人はいません。
ご自身で奥様がしてくれていた事を全て行わないといけません。
単身赴任などで一人暮らしになれておられる方はまだよいのですが、そのような経験がない方は何をしてよいかもわかりません。

まず洗濯すらできない(やった事がない)方もいらっしゃいます。
洗濯機は全自動だが、洗剤や漂白剤や柔軟剤を場合によって入れないといけません。洗濯機が止まると、しわにならないように伸ばしてから干して、乾いたら畳まないといけません。季節別に衣服の整理も必要で衣服が虫に食われないように防虫剤も準備したりしないといけません。これだけでも見えていないところで奥様が色々やっていた事が分かってきます。

家事は、同時進行で行わないといけない事も多く、慣れていないと時間ばかりかかり前に進まないという事になります。
ですから、奥様が元気なうちに少しでも手伝って「家事」を覚えておくのが万が一の時に困らないで済むと思います。

雑誌などでは、インターネットで様々なサービスが提供されているという事で、便利サイトの紹介が特集されており、生活で困った事のほとんどが、動画でわかりやすくノウハウを教えてくれたり、有料会員になると本当に便利に活用できるものもあります。

しかし困るのは、介護サービスを受けないといけなくなった時だと思います。重度になると歩行困難になりますのでベッドから起き上がる事すら難しくなります。脳梗塞などになると片麻痺を起こし身体の半分が動きにくくなったりします。
こうなってしまうと自分ではどうする事もできません。

このように、高齢になってくると思いもしなかった様々な事が身に降りかかってくる可能性が高くなります。
可能であれば下記の事を皆が元気なうちにシュミレーションしておくと慌てなくてよいと思います。

1.家事を一通り経験しておく。
2.家事が一通り出来るようになったら実際に買い物にもチャレンジしてください。例えば肉一つとってもたくさんの種類があります。
3.病院などの連絡先の確認。元気なうちに定期診察などを受けご自身にあった相談のしやすいドクターを見つけておくといざという時
 に心強いものです。
4.介護サービスを受けないといけなくなった場合の相談先を知っておく。(介護保険課・地域包括支援センターなど)

上記の事を知っているだけで、ほとんどの事に対処できますので、ぜひチャレンジしてみてください。
不安がなくなっていくと自信がついて結構、元気に長生きできるようですよ。

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