2019/08/23
お葬式のプランと言うのは、「火葬式」「「直葬」「家族葬」「1日葬」「一般葬」等々のプラン名称の事です。
このプランの名称と葬儀内容は、統一されたものではありませんので、お葬式会社ごとに異なります。
例えば、家族葬というのは今でこそ当たり前に耳にするプラン名でありますが、昔からあった名称ではありません。
一昔前（バブル景気のころ）までは家族葬と言う言葉事態があったかどうか？と言う事です。この時期までは、お葬式は一般葬（たくさんの方に参列していただく・できるだけ豪華な・・・）が当たり前でしたが、時代の変化によって身内だけのお葬式が増えてきました。
当時は、身内だけで行うお葬式は一般的ではなく、何か事情のあるご家族が参列者を限定して（内緒にして）お葬式をしていましたので、当時は「限定葬」とか「密葬」とかと呼ばれておりどちらかと言うとネガティブな印象でした。
ところが、どこかのお葬式屋さんが、「家族葬」と言う名称をつけたところ、印象がとても良く全国に一斉に「家族葬」と言う名称がひろがりました。当社も含め各お葬式屋さんが良い名称なので使い始めたと言う事です。しかしプラン名称は同じだが葬儀内容については各葬儀会社ごとに違いがあると言う事です。
先日、家族葬で検討しているがどれくらい費用が掛かるのかと言う事前相談がありました。打ち合わせしている中でお寺様はどうされるか（お知り合いのお寺様はいらっしゃるかどうか）お尋ねしたところ、お寺様はいりませんと言う事になりました。当社で言うところの「直葬」になるわけです。 別のお葬式会社では身内だけの小規模のお葬式を家族葬と呼ばれていたので当社の打ち合せでも家族葬と言っておられたそうです。
同じ「家族葬」プランでも葬儀内容が全く違ったわけです。当然見積もり金額もかなり違いますので、単純に「家族葬」と言うプラン名だけで比較すると全く違う内容のお葬式を比較する事になります。
例えば、当社の「家族葬」の基本プランの価格は265,000円になりますが、Ａ社様の家族葬は150,000円と表示さえていたので、金額が高いと思われてしまうわけです。しかしプラン内容が違うわけです。
当社の家族葬は、通常通り告別式を行いますので、司会者も付きますが、Ａ社様の家族葬は告別式なしで司会者も付きません。当社の「直葬」に近いプラン内容でした。
このようにプラン名と内容は各社とも一致しない部分がありますので、問い合わせて具体的に内容や見積もりを取得するのが間違いないかと思います。
昨今では、ネットでも見積もりを取得する事ができますのでぜひ取得してみてください。できれば具体的な内容を伝えるほど精度の高い見積書が出てきます。
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