賃貸マンションが増えているのはナゼ?

ご存じの通り日本は既に人口増加のピークを過ぎて人口が少しづつ減少していますが、賃貸物件は年々増加しています。
ご近所でも地主さんが土地活用の為にマンションを新築されているのではないでしょうか。

実は、賃貸マンションだけではなく、分譲マンションや戸建て物件もどんどん増えています。
人口が減少していくのにこれほど新築の物件が増加しているには理由があります。

それは、人口は減少しているが全体的に世帯数は増加(地域によっては減少)しているからですね。

例えば 山田さん一家の例 父親・母親・長男・長女 4人家族 一軒家住まい

    子供2人とも独立しそれぞれワンルームを借りて生活

    実家1軒 長男1軒 長女1軒 → 1軒で暮らしていた家族がそれぞれ3軒で暮らすようになる。

    父親が永眠する。→ 母親はそのまま一人暮らし 子供達もそのまま独立し生活

    山田さん一家は家族3名になったが、それぞれが独立して3軒で生活している。

このように、人口は減少しているが、世帯数が増えているので賃貸や分譲物件が増加しているわけです。(空き家も増加)

ここで問題なのが、一般的に女性の方が男性より長生きしますので、ご主人が先に亡くなり奥さんが高齢になってからの「一人暮らし」がどんどん増加する事です。
しかも、高齢女性の一人暮らしになると金銭面に厳しい方もたくさんいらっしゃるが、子供達に迷惑を掛けたくないと言う気持ちが強い方が多く、「貧しい女性・(男性)高齢者の独り暮らし」が増加しています。

今、葬儀業界で心配されているのはこのような貧しい高齢者一人暮らしの孤独死も増加している事です。死亡してからすぐに発見されずに、腐食匂でご近所の方が通報し発覚しているような案件も増加しています。

地域密着サービスによる見守りが大切であるとよく耳にしますが、タイムラグがでますので実際には見守りだけでは難しい面があると思います。

フィンランド(介護先進国)などでは、高齢者のアクティビティー装置(活動量がわかる装置)活用率が非常に高く、体調変化をすると、病院などに自動発砲し連絡が取れるようになっています。一人暮らしでも安心ですね。日本にも同様の装置はあるようですが、インフラが整っていない事もあり使用料金が高く普及していないようです。

今後、一人暮らしの高齢者が安心して暮らしていくにはAIの活用はもちろんですが、自治体の整備とサービスを受ける側の「意識改革」もしていかないと活用率が上がりません。

葬儀会社は基本的に24時間待機しているわけですから、自治体と協力して緊急通報先の一つとして活用されてもいいかもしれませんね。

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