霊柩車の車両価格はどれくらいするのか?

霊柩車は走っているのを見る事はあっても、販売されているのを見かける機会はほとんどないと思います。
私も葬儀業界に入るまでは、じっくりと霊柩車を見た事がありませんでした。

霊柩車には比較的高級車がベースに使われている事が多いですよね。国産ではクラウン・レクサス、外車ではベンツ・BMWなどをよく見かけますが、最近ではプリウスをロングにした車両やアルファードなどの高級ミニバンもたまに見かけます。

車両の寸法にもよりますが、喪主様も一緒に同乗(助手席や後席に乗車)したうえに、お棺も乗せますのでかなり車両の改造がかなり必要になってきます。もちろん内装もすごく豪華に仕上げていますのですべて注文製造になりますので、普段街中で販売されている事はりません。

おそらく霊柩車両への改造を請け負っている会社も日本にもそれほど多くないと思われます。

車両の価格についてですが、これも車両のベース価格が大きく左右します。ちなみに霊柩車の後部ハッチを開けるとお棺を載せるレールのような物があります(お棺をスムーズに動かせて、ピタッと固定できます)がこれだけで30万円~50万円します。量販品ではないのですべての機材が高価になっていますね。

なので霊柩車を新車でオーダーすると1000万円~となります。以前見かけた事のあるトヨタアルファードのロング(おそらく全長は6メートル超え)で1500万円くらいしていたと記憶しています。

実は、中古車で霊柩車を購入する事も出来ます。でも結構高い値段がついていますね。割と新しい車両から15万キロ以上走行している車両まで様々です。普通の車両で15キロも走行している車両はかなり安く販売されていますが、霊柩車や寝台車の場合は50万円とかそれ以上の値段が設定されています。

そして昔よく見かけた宮型の霊柩車のほとんどは、洋型へリフォームされているか、海外に輸出されています。
海外の富裕層には、宮型の霊柩車が大変人気なようです。特にアフリカでは今まで霊柩車と言う物はなくトラックで運んでいましたので、宮型霊柩車は憧れになり訳ですね。日本では使えなくなった霊柩車が海外で活躍してくれるのはうれしい事です。

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