盛大なバリ島のお葬式

インドネシアのバリ島は観光でもビジネスでも日本からもたくさんの方が訪れています。特に最近では新規ビジネスの立ち上げのために日本とバリ島(神々が棲む島)を頻繁に往復されている方も多数いらっしゃいます。

実際にバリ島でビジネスを立ち上げようとされている方に現地の情報を伺うと、まずバリ島の情報(本当の)は日本には入っていないので、現地のキーマンとなる方を見つけるところから始めないといけないそうです。そしていよいよビジネスが開始しても日本人と時間の感覚が現地の方と全く違う為、なかなか思ったように事が進まないとも言っておられました。

それでもナゼ?そんなバリ島とビジネスをするのかを尋ねると、バリ島はちょうど戦後日本のような感じで全ての事がこれから始まる島なので、チャンスだらけだと言っておられました。

と言う事はバリ島のお葬式は昔の日本みたいに盛大に執り行われていると言う事みたいです。現地で生活されている日本人会の方のお葬式も現在の日本と比較しても盛大にお葬式を執り行うようです。

ご遺体は最初「ルンビー」と言う高い塔の上のお棺に入っていて、火葬間近になると「バデ}と言う牛の恰好をしたお棺の中に打ちされます。牛の背中部分が開くようになっていてお棺の中にはお供え物が入っているそうです。
バリ島のお葬式は盛大で特に、村長や偉い方が亡くなった時にはそれに見合う高いお金を支払ってお葬式を執り行います。島全体でお葬式の伝統を守りついでいるそうです。(幻冬舎 極上のお葬式より)

日本では、今様々な状況もありお葬式は小規模でシンプルなものになってきています。日本人と言うのは「他人と同じであれば安心する」と言う感覚が諸外国の人と比べて強いようです。なのでお葬式も通夜をしない1日葬や告別式をしない直葬は最初受け入れられませんでしたが、じわじわと増加してくるとアッと言う間にメジャーなお葬式になりました。

芸能人をはじめ有名な方が、「お葬式はいらない」「お墓なんていらない」と言われるのがかっこよく聞こえるくらいです。ですから今では直葬の割合も増加傾向にあり葬儀費用も安価なものが選ばれるようになってきています。

物事はエスカレートしていきますので、本当に火葬して遺骨もいらないという状況もあるようです。おそらく近い未来はお墓を持つ方が少なくなってくるので、少量の遺骨でだけを持って帰り残りの多くの遺骨は合同葬と言う事で各自治体で供養するようになると考えられます。

大変合理的なんですが、ちょっと淋しいような感じもしますね。できれば故人とのお別れにはしっかりと時間をとって最後の「お別れの言葉」を掛けてあげたいものですね。

お葬式会社も価格競争になっていますが、限度がありますので今後は値段勝負ではなくどんなお葬式を出来るか提案できる(フリーに対応できる)お葬式会社が重宝されるのではないでしょうか。

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