2019/10/17
世の中にはいろんな仕事があり社会が回っていますが、ほとんどの仕事は時間が決まっています。
時間と言うのは労働時間の事です。法律によって1日8時間 週に40時間 月160時間と言う基本の中で働いています。しかも出勤と退社の時間が決まっていますよね。
しかしお葬式と言う職業はいつお葬式の連絡が入ってくるかわかりません。24時間356日のいつか全くわかりません。
特に当社のように小規模で運営している葬儀会社は、経費を掛けないようにしている為、大手葬儀社のように夜間対応の方を待機させる余裕はありません。
いつお葬式の連絡が入ってくるかわからない？と言う事は24時間365日ずっと待機モードなんです。
これが一番つらいところですね・・・ お手伝いの社員も考えた事がありましたが今の時点ではいつお葬式が入ってくるかわからない状況で給与と言う固定経費は支払えませんのずっと躊躇してました。
ところが、今回当社の新規事業で夜勤選任者の方を募集したところ葬儀会社に勤務されていた方が数名来てくれる事になりました。葬儀専任で雇用するのは難しかったのですがお手伝いしてもらうと言う事であれば、よけいな経費がかからないので余計な経費を掛けないで済みそうです。
火葬場の担当者の方と先日雑談をしていましたが、その方もやはりお葬式はなくなる（少なくなる）だろうと言っておられました。今のような告別式は少なくなっていき親族だけでお別れ（お花入れだけ）を済ませて火葬するケースが増加しているようです。と言う事は葬式に掛ける費用も全体的に下がってきます。
そうなってくると、固定費の大きな葬儀社はしんどくなってきますね。
今後も当社は小規模でなるべく固定経費を掛けないようにして、細く長く生き残っていければと考えています。
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