葬儀業界もアイデアの時代です。

年々死亡者数が増加する為、葬儀業界はこれからのビックビジネスマーケットだと書かれていた記事を目にしました。
一昔前であれば、お通夜をしないだけで「驚かれた」のですが、現在ではお通夜を執り行わない「1日葬」は当たり前で、告別式を執り行わない「直葬や火葬式」もそれほど驚かれなくなりました。さまざまなお葬式のスタイルが考えらえ、葬儀を取り巻く業界も同じ商品を販売しているだけでは生き残れない時代で様々なアイデア商品を打ち出しております。

そこで先日見つけた新商品?で気になるものがありました。それは「移動葬祭車」です???

そうです。街中でよく目にする移動販売車と同じ考えで、食べ物を移動販売するのではなく移動した車両の中で告別式を執り行える仕組みになっています。

構造はトラックの荷台に式場が載っているイメージです。停車すると荷台に積んであるお部屋は横方向へスライドして大きなお部屋に拡張します。荷台のお部屋は写真で見ると大変立派で祭壇もありますので全く問題ありません。

トラックの荷台なので階段にて昇降が出来ます。車椅子の方にはリフトが取り付けれらているのでこれも問題ありません。
んんー!欲しいと思ってしまいましたが少し冷静に考えてみる事にしました。車両価格はわかりません。
おそらくリース契約になると思います。ちょっと豪華な霊柩車になると軽く1000万円は超えるので、よく似た金額なのかなと予想しております。

それと、一番大事なニーズがあるのかな?とも考えました。しっかりと告別式をしたいなとお考えの方はやはり式場で執り行いたいと思われるでしょうし、直葬だがお別れだけしっかりとしたいと言う方には費用がかさみすぎると考えます。

将来的には、地方ではニーズが多くなるかもしれません。今でも集落の近くには式場が無くかなり遠い街中まで出向かないとお葬式が出来ないが、高齢者が多いので長距離移動はできないと言ったところには、こちらから式場を持っていくのは良いかもしれません。 今はそのよな集落には実験的に「ドライブスルー葬」があります(車に乗ったまま告別式や法要に参加できる)が、もっと高齢化してくると車の運転さえできなくなってきます。

やはり様子見ですかね。

バーチャル葬式も試作している時代ですからどれにニーズがあるのか?ある意味楽しみです。

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