2020/01/07
昨今では、喪主・施主様がお寺様と直接お付き合いが無い（疎遠になっている）方が増えているようです。ご両親の代まではお寺様とお付き合いはあったようだが、自分の代になってから「ほとんどお寺とは付き合っていないよ」という事のようです。
ですのでお葬式の時には当社がお寺様をご紹介するケースが割合的に多くなってきています。当社は「全国市民葬祭グループ」に所属していますので協会と契約していただいているお寺（僧侶）様をご紹介させていただいていますが、多くのお寺様に登録いただいていますので毎回違うご住職が来られますので打合せも毎回念入りに行うのですが、面白い事にお寺様（ご住職）によって対応が全く違います。
例えば宗派ごとに揃える道具があるのですが、ご住職にこれがないと駄目だと拘りの強い方もいらっしゃれば、通夜式や告別式の開始時間の数時間前からお見えになるご住職もいらっしゃいます。
中には、お布施の金額に厳しい方もいらっしゃいますね。「この金額だったらこれ以上は出来ない」とはっきりと言われるご住職もいらっしゃいます。
しかし最近お世話にになった〇〇宗のご住職は、メールは勿論の事、lineも使いこなして名刺にはQRコードが入っており寺院のホームページに誘導するようになっており、名刺管理アプリを使っておられ私の名刺を登録された知らせもメールで自動で届いたので少し驚きました。驚いたというのは、ごく普通の会社（ビジネス相手）であればいたって普通のレベルの事なんですが、寺院なので驚いたという事です。
読経も丁寧で、お布施はいくらでも結構という感じでした。ご親族も大変気に入っていただきすぐに法要の打合せをされておりました。
お寺も年々維持が大変になってきておりますが、一部のお寺はますます檀家さんが増加しています。檀家さんが増加しているお寺様は共通点があります。それは時代・ニーズに合わせた「変化」をしているところです。敷居を低くして入りやすくして、自ら情報発信する力も強いです。
一般企業と寺院は一緒には出来ないですが、「人にきてもらう」と言う目的は同じなので、SNSとも言われている「情報発信力」は寺院にも問われる時代である事は間違いないようです。
ビジネスセミナーに当たり前にご住職が参加される日も近いかもしれません(^-^;
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