民営の霊園の経営が厳しくなってきている。

週末の新聞広告に〇〇霊園と書かれたチラシが入っているのを見かけますが、実際に霊園に新規でお墓を建てられる方は激減しているそうです。私の両親も昔猪名川町の北部に位置する霊園にお墓を建てたのですが、自宅から遠いこともあり「気軽に行けないな」と言っている時にちょうど川西市の市営墓地の申し込みが開始さたので申し込みしたところ当選しましたので、お墓を丸ごと移設する事になりました。川西市斎場と同じ敷地にありますのでかなり近くなったと当時(30年はたっていると思います)は喜んでおりましたが、私しかお墓のメンテナンスに行けない状況ですので、今ではどこかのタイミングで墓じまいも検討に入ってきています。

墓じまいと言いましても今では、あちこちで「永代供養」をされているところが増えていますので慌てなくてもいいかなと考えてます。話がそれましたがそれよりも大変なのが、地方の民間霊園の財政難です。民営墓地は、新規にお墓を建てる時に次の経費が必要です。

1.お墓を建てる場所の土地代(聖地) 場所によってかなり差があります。
2.墓石代金 昔は100万円以上が当たり前だったが、今ではかなり下がっていますね。
3.管理費用(定期的に支払います。)
大まかには上記3点を支払いますが、お墓を建てる人が減少すると霊園の全ての収入が減少し霊園そのものを維持できなくなります。
霊園と言っても一般企業が運営していますので「倒産」もあり得るという事です。

地方の霊園では年々収入が減少している事もあり、一部土葬を受け入れているそうです。(日本で亡くなる外国人が増加しており、宗教上の問題で火葬は出来ない方達がたくさんいます)
お葬式が小規模化・低価格化し墓じまい・仏壇じまい。檀家の減少と言う流れを考えると当たり前の流れですね。

しかしながら、やはり先祖を大切にされる方もまだまだ多くいらっしゃると存じます。今後新規でお墓の建設を検討されている方は是非どこで建てるのかをじっくり考えられた方がよいかと思います。自分だけの物ではなく今後数十年、数百年と続くお墓になるかもしれません。そう考えると「公営霊園」や大きな「お寺の墓地」がよいのかもしれませんね。

ちなみにお墓を移設するとかなり大きな費用がかかりますので移設がないようにじっくりと検討してみてください。

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