香典返しは日本の伝統ではない。

面白い記事をみつけました。お葬式には「香典返し」という風習があります。 いただいた香典金額の約半分くらいの金額の物をお返しするという物です。実は私もそのように習いましたので「それが礼儀」だと思っておりました。

ところが、ある記事を見てびっくりしました。お香典の半返しと言うのは、風習でも日本の伝統でもなく1970年頃に生まれたものと言う事です。どうもバレンタインデーのチョコレートと同じで、業界で作られたようです。

結婚式では引き出物があるので、お葬式でも半返しがいるだろうという事らしいです。確かにビジネスにはなりますね。
しかしこの半返しと言うのは、遺族にとっては面倒としか感じないのではないでしょうか?

最近は家族葬が増加してきましたので、即日返し(お品)や半返しも減ってきていますが、一般葬(身内以外で知らない方、会社関係の方などが来ます)では本当に大変だと思います。カタログを送りほしいものを自分で選べるパターンもありますがやはり面倒ですね。

もっと言いますとお香典は遺族をねぎらい、突然のお葬式の足しにとお渡しするものなのでお互い様と言う事であるのにやはり半返しはおかしいですね。

まあ今では半返し当たり前になってしまっっているので、半返ししないと「常識が無い」とか言われかねないので、お葬式は家族葬でなるべくシンプルにして、お香典はいただかないというのがよいでしょうね。

ここで言うシンプルと言うのは、余計な費用をかけないという事です。大きすぎる祭壇(花祭壇)はいりませんし、個人的にですが思い出のビデオもいらないと思います。みなさん故人に対する思い出は違うとおもいますし、数分で故人の人生をまとめて映像を流すのは同なのかな?と感じます。業者は儲かります。

もしお金をかけるのであれば、映像よりも湯灌がいいかなと思います。男性であればお髭剃りもしてくれますし、とても丁寧に洗髪してくれて、うっすらとお化粧してくれたり、ご家族様皆様で少しづつお湯をかけてあげたりとか何より気持ちが落ち着くような気がしますね。病院でエンジェルケアをしてくれますので、とてもきれいにしてくれますが、湯灌のようにゆっくりと故人とお別れする感覚はありません。いざ告別式が始まるともう故人との時間はゆっくりとれません。湯灌はできればお勧めいたします。

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