お葬式に必要な道具はとても重要なんです!

先日お問合せのあった方との電話での内容ですがちょっと困った内容のお話でした。
内容はお葬式に必要な道具(例えばお棺や骨壺など)はネットで調べて分かっているし、ネットやホームセンターで購入できる物もあるので葬儀に必要な道具は自分達で調達するので、〇〇万円で家族葬をやってほしいという電話内容でした。

結論を先に書きますと「お断り」いたしました。理由は本当に必要な葬儀道具をそろえる事が出来るのか?と言う事と、信頼性のある道具なのか?と言う事です。
お棺もネットで購入できますが、規格にあった商品なのかわかりません。ネットで画像をみたら同じ商品に見えるかもしてませんが、そのお棺が本当に火葬に使用できるお棺がどうかわからない道具は使用できません。

お棺の中には、故人様を納め抱えますのでそこそこの耐久性がいります。しかし耐久性だけを考慮して頑丈に作ると重くなりすぎて移動するのに重くて抱える事が出来ません。また火葬するのにお棺はすぐに燃えないといけません。お棺が頑丈で燃えにくいと良い状態での火葬が出来なくなります。またお棺の底が抜けたりすると大変な事になります。また火葬と言うのは火をつければよいと言うものではありません。お骨上げが出来るようにお骨が残らないといけません。ただ単に火力に任せて火葬すると「灰」しか残りません。
火葬担当の職員は資格と経験が必要というくらい繊細な仕事になりますので、実績のないどこの製品かわからないお棺を使用する事は出来ないという事です。

また、お葬式は時間管理がとても大切だという事ですね。時間の中心は入場時間(火葬の始まる時間)になります。お葬式は入場時間を中心に告別式の開始時間を決めてスケジュール管理していきます。
火葬場には、様々な場所で告別式を済ませたご葬家様と故人様が入場時間に合わせ移動してきますので、大変シビアな時間管理になっております。

ですから、葬儀社は信頼のある商品を使い、スケジュール管理をしてお葬式を進行していきますので重要な道具を他から持ち込んでいただいた物を使う事は極力いたしません。

もう一点は、「供花」をあちこちのお花屋さんで注文され持ってこられるのはあまりお勧めいたしません。葬儀社によっては持ち込みをお断りされます。理由はお花に一貫性が無くなるからです。花祭壇をご注文いただいた時に生花担当者はご葬家様よりお好きな花を聞き出したり、季節や性別でもお花の種類のテーマを考えて作成します。そこへ様々なお花屋さんがバラバラなお花の種類・色・大きさで持ってこれるとメインの花祭壇が台無しになってしまいます。

このようにお葬式は短時間のうちに様々な事を決めて、細かいスケジュールで動きますので、是非葬儀社を信頼してお任せいただければと思います。

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