霊柩車のお仕事

葬儀業界には、遺体搬送業者と言う職種があります。この業種の仕事内容は主に故人様を運ぶ仕事になります。
例えば、病院でお亡くなりになった場合には病院から自宅やその他ご安置場所へ搬送したり、ご安置場所から告別式場や火葬場へ搬送するのが主なお仕事になります。これだけを読むと「なんだ運送屋さんか」と思われる方も多くいらっしゃるとおもいますが、ただ運ぶだけではない事を少し書いていきたいと思います。

1.まず運ぶ対象が遺体である事。
2.搬送や納棺するときに、直接遺体を抱えないといけない。
3.葬儀会社の指示によっては、搬送後に故人様へ仏着を着せて納棺したりもします。
4.葬儀業に係る一因としての立ち振る舞い方や礼儀も必要である。
5.霊柩車に喪主様などをお乗せして移動する際の会話テクニックも必要である。(ふさわしい話題、しゃべり方など)
6.当然搬送業者になりますので、24時間365日が営業日出る。職員内でシフトを組んで勤務されているが当然夜間勤務もあり。

ざっと6つほど挙げましたが、他にも実際勤務すると色々あるかもしれません。しかし中には遺体を見るのも怖いと言われる方もいますのでそんな方には出来ない職種になります。

当社も結構、搬送会社様にはお世話になっておりますので、搬送会社の社員の方とよく雑談をします。
そこで先日の雑談ですが、今年はちょっと仕事(搬送依頼)が少ないなと言っておられました??
えっ・・死亡者数は年々増加傾向にあるのになんで仕事が減るのか不思議に思いましたので確認しました。

するとナルホドと言う答えが返ってきました。

その内容は、実は搬送の仕事は基本葬儀社が自社で行いますが、重なってお亡くなりになられた時に自社で手が回らなくなって初めて搬送業者に搬送依頼の仕事が発注されるという事ですので、(要は葬儀社であふれれた分が搬送業者の仕事になる)今年の冬のように気温が比較的穏やかな時は、毎日平均した数の方がお亡くなりになられるので、葬儀会社だけで充分間に合うので、搬送会社に仕事が回ってこないという事らしいです。

確かに、昨年のように急激な気温変化(体調不良になりやすい)の激しい時には、一晩のうちに重なってお葬式の依頼が入ってきますので手が足らなくなり、搬送会社へ搬送依頼をかけますが、重なる事が無ければ社内で処理できますので、搬送会社へ搬送依頼する事もありませんね。

同じ葬儀業界にいても職種が違うと知らない事がまだまだありますね。

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