遺影写真は故人のお人柄が出ているものを選びましょう。

最近、生前より自分のお気に入りの遺影写真を撮っている方もいらっしゃるようです。
子どもさんが七五三の時に、着飾ってスタジオで記念写真を撮影するように、自分らしい遺影写真をスタジオで撮影します。
釣りが好きだった方は、釣りの時の服装で撮影したりと、自分の趣味に合わせて撮られる方が多いそうです。

「よい表情のもの」「故人が気に入っていた写真」などを数種類準備しましょう。もちろん写真は加工できますので、背景とかは気にする必要はございません。またお顔が手などで隠れていない写真がいいですね。もちろん加工できますのでお気に入りの写真であればどのようにでもできます。

以前、遺影写真で失敗した例ですがご家族がすごく気に入っていた写真を採用することになり、すぐさま遺影写真作成に取りかかりました。私はすごくきれいに仕上がっていたので、きっとご家族の皆様も喜んでいただける物と自信を持っておりました。
しかし、お葬式が終わってから「加工する場合は事前に伝えてほしかった」と残念そうに言われました。

私はえっ…と一瞬思いましたが実は写真屋さんが気を効かせて大幅に写真を加工してあったのですが、加工がうますぎて私は全く原本写真との違いに気づきませんでした。

元写真は、故人様がテーブルに肘をつき頬杖してポーズをとっている写真だったのですが、遺影写真は基本的にお顔を隠さないようにしますので、写真屋さんが気を使って、頬杖している腕を消して、お顔の一部もきれいに加工されていたので全く気が付きませんでした。

しかし、奥様はこの遺影写真にがっかりされていたので、すぐ元写真を元に加工なしで作り直したところ、奥様より大変喜んで頂き「この感じがお父さんらしい」と言っておられました。

写真は、本当にその方を表しますので、それから以降は遺影写真については、しっかりとご家族と話合って「故人様らしい写真を」作成しております。加工が必要な場合程入念に打ち合わせをするようにしております。

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川西・池田市民葬祭 0120-594-931(ゴクヨーキューサイ)梅井まで